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ライブレポート

2008年9月14日 GEISAI#11 ゆずx村上隆トークライブ in 東京ビックサイト
いってきました、GEISAI!まずはフロアマップ。

隔離されてる!!(笑)
さて、トークライブ。地図でステージがかなり隔離されてるのが分かってから、ちょっと期待があったんですが、中に入ったらステージ上にはマイクや楽器がセッティングされてて。こっこれは!期待通り!曲やるんじゃん!?と。
ステージはツアーの時のセットをそのまま小さくした感じでした。後ろに緑のカーテンがあり、真ん中にモニターがあり、そのモニターには今回のGEISAIのロゴが映ってます。

開演のちょっと前に、やまちゃん(やまだひさしさん?)がMC。
ステージを見て分かるとおり、これはライブやるよねー?みたいな話。そしてやまちゃんの音頭で
山「ゆうじん」 客「ゆうじ〜ん!」
山「こうちゃん」 客「こうちゃ〜ん」
山「やまちゃん」 客「やまちゃ〜ん」
の掛け声。やまちゃんちゃっかり(笑)
山「オレまで呼んで貰えるとは思わなかった」ですって(笑)
この頃、ゆずブースとライブ会場を仕切っていた幕が開けられ、外からも見れるようになりました。
ちょっと高いところのカフェテラスみたいなところからゆったり見てる人が居たり、ゆずブースから覗いている人が居たり。
開放的な感じでいいなあ〜。

そして開演時間に。
会場が暗くなり、ツアーの時と同じSEが流れる…!
正面のモニターに、ツアーのワンダフルワールドの時の映像が流れあのイントロ(アルバムの1曲目)が流れ…もう、これだけで泣けるよね…。
その映像中に、バンドメンバーが入り、続いてゆずが。
その映像が終わり、モニターの電源が消える。と、その後ろにはあの木が浮いてる!もう、ほんとあのツアーをそのまま持ってきたようで。
そのまま「ワンダフルワールド」演奏スタート!
全くぶれない。「ap bank fes」や「素晴らしきこの世界」の時は別のバンドによる、別の「ワンダフルワールド」なんだけど(それはそれでいいけど)、今回のは聞きなれた音。あのツアーの音。もう聞けない音色だと思っていたので、本当に嬉しかった。少し懐かしく、ツアーの感動を思い出したり…それでもツアーよりも笑顔が増えてて、力もいい感じに抜けてて。
ツアーでは北川さんは2番でハンドマイクになってたけど、今回は最後までギター弾きつつ唄ってました。
最後の大サビでは、ツアーと同じ青い光がステージ後ろで右に左に走るように光ってて。もう、ただただ柵に掴まって泣いてました。

北「どうもありがとうございましたー!」

演奏が終わると、今回の主催者・村上隆さん登場。なんと号泣してるではないですか。
村上(以下、村)「ありがとうござ…(涙声)」
自分も泣いてたくせに、村上さんの号泣っぷりにちょっと笑ってしまう(笑)。でも気持ちはよーく分かります。
トークライブだというのにそのあともずっと言葉がままならない村上さん。
村「ごめんなさい(笑)。もう、本当にすごく感動してしまって。今日はGEISAIで我儘をきいて頂いてありがとうございました」
北「ありがとうございます」
2人、村上さんに礼。北川さんと村上さんがハンドマイク、岩沢さんは歌ってた時と同じスタンドマイクにしゃべるときだけ顔を近づけてトーク。
村「あの…いいですか?」
北「お願いします」
村「あの、GEISAIでゆずのお2人にステージをやって頂きたかった理由は、ワンダフルワールドプロジェクト、ツアーの時に、あの、本当に感動して…(号泣)…で…けど…」
村上さん、ぼろ泣き。客席から「がんばれー」と声がかかるも、また泣いてしまう。なんだか昔の北川さんを見てるようだ(笑)

村「あの、ものを使って伝えたいという気持ちが伝わってきて、その魂をクリエイターにぜひがつんと見てもらいたいと思って、夢が叶って嬉しかったです。ありがとうございました。あの、向こうにワンダフルワールドプロジェクトのエキシビジョンがあるんですけど、えっと、ジャイカでしたっけ?」
北「(うなずきつつ)JICAです」
村「JICAの皆さんが集めた、世界中の子供達の絵とか、今回のプロジェクトのを展示させてもらって、東さんってフラワーデザイナーの、アルバムのオリジナルのも持ってきてもらって、展示させてもらいましたけど、ものを作って皆でシェアするのって本当に素晴らしいと思いました」
北「ありがとうございます。何か、あの、今回のGEISAIのお話を最初聞いた時に、やっぱGEISAIは若いクリエイターの皆さんに与えられたチャンスだし、素晴らしい場所だし。そこに僕たちが出ていいのかな?とすごい思ったんですけど、村上さんがわざわざうちの事務所にひとりで、単身で来てくれまして」
村「何か、悪い事しに行ったみたい。そんなことじゃないんでしょ?(笑)」
北「(笑)そんなことじゃない。来てくれて、今までやってきたGEISAIのことを、情熱を話してくれて。やっぱ僕らもものを作るのが大好きだし。もう一度、ものを作る一員として、今日はツアーで一緒に回ったセットをそのまんま持ってきました」 拍手
岩「今日は作品ですから!」 両手を広げつつ
岩「アートですから。」 (笑) 拍手
村「僕、ちゃんとワンダフルワールドプロジェクトについて、説明出来ました?」
北「そ〜ですね、若干!足りないです」 正直者め(笑)
岩「補足したほうがいいです(笑)」
村「ごめんなさい、頭がいっぱいで(笑)」
北「元々、ワンダフルワールドという曲は今回のアルバムのメインとして、去年の11月くらいから作ってたんですけど、最初は『この世界のどこがワンダフルワールドなんだ』て斜に構えてて、自分の中での本当の意味でのワンダフルワールドを見つけたいと、色んなところに取材に行ったんですけど、…例えばJICAさんだったり、URCLさんだったり。色んな資料を見ていく中で、世界もそんな捨てたもんじゃないなと思って、見方を変えれば胸を張ってワンダフルワールドて言えるんじゃないかって、あの曲が完成したんですよ。そんな経緯があったので、ただ終わらせるんじゃなくて、ワンダフルワールドになっていくためになんかできるんじゃないかって思って、今回のプロジェクトを発信しました。その集めたお金は、色々自分で調べていけば調べていくほど、正しく使われてないこともあって。で、そこは丁寧に考えて、まあゆずだし、アコースティックギターを使っているってこともあって、木を植えるのがいいんじゃないかって。」
ここら辺の話は、ツアー時期のインタビューの話と同じです。今回のパンフにも載ってました。
(ちなみにスガシカオさんはアコギを使うという同じ理由でメンバー全員以前からマイ箸にしてるそうな。豆知識)
絵について、村上さんが
村「やっぱりすごい鬼気迫るものがあって、ショックでしたね。夢と言われて、日本の子供達では考えられないような絵があって。」
やっぱり絵を描く人間だから、そこがすごい気になったとのこと。
村「ではみなさん、今一度エキシビジョン見ていただきたいと思いますけど…はい。」
でトークが急に終わり!なんだこの尻すぼみ!ゆず&会場大爆笑(笑)

北「トークライブってはずだったんだけど、トーク短いっすねえ!(笑)」
村「ああ、そうですよね!でもこんなに楽器があってトークってのもなんなんで。ゆずのお2人本当にありがとうございました!」
ゆず「ありがとうございました!」

北「村上さん。今日せっかく来てですね、セットもあるし。楽器もあるんで。もう1曲やって帰ってもいいですか?」
村「えぇっ??!」 わざとらしく驚く(笑)
村「(笑)よろしくお願いします」
北「村上さん、『ミュージックラバーズ』っぽく。そちら(客席)で」
村上さんが階段を降りているとき、岩沢さんが低音で渋く
岩「KDDIPresents」 ギャー!
岩「違いますね(笑)」
めっちゃ似てました。マジであのMCのようだった。すごい。すごいよ。

あ、いまさらだけど、2人の服装は
北川:茶っぽいジャケット、濃いグレーのタンクトップ
岩沢:真っ白のカットシャツ
で、村上さんが客席に降りている間に、北川さんがGEISAIの「死ぬまで芸術やりますか?」と書いてある法被に着替え。
生着替え!タンクトップに沸き立つ客席(笑)ずいぶんガッシリした体になってて。贅肉がなくなってた。マラソンのお陰?羨ましい〜。

北「季節はすっかり秋になってしまいましたが、夏の曲いってみたいと思います!・・・夏色!!」
北「GEISAI!元気ですかー!ソレソレソレソレ!祭りだ祭りだ!ソレソレソレソレ!祭りだ祭りだ!GEISAI祭りだ!ソレソレソレソレ!1.2.123ヘイ!」
銀テープ、舞いました!タンバリンは緑でお花つき!
「♪そうだ君に〜」のところでカメラ目線で指差し!カメラワークがばっちりで、ツアーのカメラマンが撮ってたのかな〜と。2人のカメラ目線、ゼスチャー、最高でした。
掛け声は岩:サブリーダー? 北:リーダー?
もう1回は
北「バカヤロー!!GEISAIだぞ!?…もう1回やるに決まってるだろ!!」 
そして
北「む〜らかみ、む〜らかみ」
と村上コールを煽る。コールしながら、客席に降り、村上さんをステージに連れてきて、予備のタンバリンを持たせる。
そして耳打ち。動きから、『1.2.123ヘイ!』を伝授してるっぽい。
北「もういっちょ行きますかー!!」
客「いえ〜い!!」
北「村上さんといきますかー!!(いえーい!)せ〜の、1、2、123ヘイ!」

最後は北川さんがクラッカーを村上さんに渡し、再度耳打ち。
北川さんが左側、村上さんが右側にクラッカーをパーン!でもタイミングが合わない2人(笑)
北川さんは、せーの!の後にジャンプするからね〜。村上さんがジャンプ分早くなっちゃった。
でもサプライズすぎてヒドイ。お疲れ様、村上さん(笑)

北「一緒に演奏してくれたワンダフルガイズに大きな拍手を!紹介します!サブリーダー岩沢厚治!」
岩「どうも!!ありがとう、GEISAI!リーダー北川悠仁!」
北「この後、GEISAI審査とか続きますので、みんな最後まで楽しんでいってください。…村上隆!」
村「ゆず、ありがとうございました!」
いつもなら、北川さんも「ありがとう〜」というのに、言わなくてちょっと「ん?」と(笑)
言わなきゃいけないことでいっぱいいっぱいだったのかしら(笑)
村上さんが北川さんとハグ、続けて岩沢さんとハグ。3人手をとりあって「お〜(↑)お〜(↓)」、そしてまた村上さんが北川さん、岩沢さんとハグ。ゆずは汗びっしょりだろうに(笑)
そして、ツアー時のように後ろの階段へ村上さん、岩沢さん、北川さんの順で降りていく。その時、北川さんが左右に投げキッスを2回。会場から悲鳴が(笑)ほんとに消える瞬間、法被を脱ぎながら降りて行きました。
上のフロアマップのA〜Eを見てもらえば分かるけど、通常の出展の1ブースは小さいんですよ。なのでゆずもそのくらいかなって思ってたら、意外とかなり大きかった。

グリーンのバックに、JICAの世界の子供達の原画が飾ってあり、真ん中には苔の木とグリーンの生け込み、サンバのときの2人の衣裳。一番左端には村上さんがペイントしたお花ギターもありました。左右に液晶モニターもあって(写真左端)、ゆずの映像が流れてました。何が流れてたか見てないけど…。もしかしたら「WONDERFUL WORLD」ツアーのライブ映像?

この生け込み、木以外は全て本物です。花でやるよりは安いけど、それでもかなりお金かかってるよ。
生で見れるとは思ってなかったから、嬉しかったな〜。