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ライブレポート

冬至の日ライブ2005 in 高知
行ってきました、冬至の日ライブ!今年の会場は「鰹」というヒントで、答えは高知県の吉川村・天然色劇場でした。簡単なようで難しかった。ここは空港から歩いて15分、走って10分の場所。48185946.jpg
annai予定より30分早まり、12時に開場。12時半、スタッフがステージに。前説にしては早いな、と思ったら
「ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今朝、高知竜馬空港で脱輪事故がおこり、全面封鎖されてます。先ほどゆずの乗っている飛行機がこちらに向けて飛びたちましたが、空港はまだ閉鎖されているため引き返す可能性もあります。引き返した場合はライブは中止になります。申し訳ないですが引き返してしまった場合、我々スタッフの力ではどうにもできません。ゆずの乗っている飛行機は13時半に到着予定です。結果はきちんと皆さんにお伝えしますので、お待ち下さい。」
会場騒然。いや〜びっくりした。私はというと、なんとなく大丈夫じゃないかなーって楽観視。ゆずってほら、強運の持ち主だからさ(笑)それにしても、今日、この日に、よりによって高知で脱輪しなくても。スタッフの案内の後、友人が携帯で到着便を確認し、到着予定時刻からゆずが乗っているのANA-563便と判明。
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それからはリアルタイムでANAの運行状況を見てました。すると、到着予定がどんどん早まっていき、1時半予定だったのが最終的には1時20分に。これは大丈夫そうだ!と思った頃、会場から歓声が。見ると、上空を飛行機が飛んでました。皆手を振るけど、無常にもだんだん遠ざかっていく。これは高知から飛び立った飛行機だ(笑)。でもそういえば、朝から一度も飛行機が離発着した覚えがなかったです。封鎖解除されたんだな、もう安心だ。再び1時15分頃、ステージ上のスタッフが手を振っているので後ろを振り向くと…そこにはめっちゃ近くに飛行機が!ANAの文字も見えるし、間違いなくこれにゆずが乗っているんだ!大歓声が起こり、私も手を振りました。今日一番盛り上がった瞬間かもしれない。心の中のBGMは「栄光の架橋」(笑)飛行機が着ただけでこんなに感動したの初めて。それから30分ほど経った頃「先ほどゆずが無事空港に到着しました!」とスタッフがアナウンス。皆見てたから知ってるよ、と思いつつほっと一安心。こんなに綱渡りな冬至は初めてです。

15時、いよいよ開演。まず山岸マネージャーが出てきて前説。
「日本各地が大雪だけど、ここ高知は奇跡的に晴れました!〜中略〜向こうでミュージックソンの募金を行っております。これは目の見てない人に音の出る〜中略〜今年もゆずがちゃんと持って行きますので、是非募金をよろしくお願いします。あとここからは、やらしい話なんですけど、あっちで今までのツアーで余ったグッズを売っておりますので、よければよろしくお願いします。これは事務所の懐に入ります(笑)」
余ったって!(爆笑)去年より流暢にしゃべってて、だいぶ慣れたようです。ゆずのマネージャーはそういうスキルも求められるんだな(笑)山岸君が引っ込み、ラジオ体操第一。そしてゆず登場!
岩:黒いジャンパーに黒のジーパン。ジャンパーの右袖を一度脱いでギターストラップをかけてから再度着る。
北:白いコートに鍔つきの毛糸の帽子。準備運動なのか寒いのか、ピョンピョンとジャンプ。
お互い準備が終わって冬至スタート!

【吉川村ムラムラブギウギ】(1番サビのみ)
北「吉川村に帰ります〜♪」て歌いだす。低っ!?と思ったけど、この曲は岩沢さんメインだからか。岩沢さんは途中からハモりだしました。が、かなりグダグダ(笑)
岩「さっき決めたごめんっ」
と歌い終わってフォロー。

北「こんにちはー!えー、寒い中吉川村にようこそ!え、今日はですね、ゆずの名産地高知でせいいっぱいうたいますんで、最後まで楽しんでいってくださいよろしくおねがいします!」

【ウソっぱち】
うわ嬉しい!この曲好きです。優しい歌詞ですよね。

【白鳥】
これもよかった。ギターと声だけで、より沁みた。
北川さんが笑顔で歌ってた。2番終わりのハープ、そして口笛がとてもよかったです。
これも素っぴんの方が好きだなあ。最後、口笛をヒュイ♪↑って上にあげてました。次の曲への準備中、岩沢さんがフードを一瞬被ってさむーいって肩を竦め、すぐフードをはずして。周囲がちょっと盛り上がる(笑)

【命果てるまで】
「時には冷たい風に吹かれたとしても♪」まさに今吹かれてます…。岩さん鬼ハープ!!ツアーの時よりハープ凄かった。心のままにとか仮面のハープ思い出した。かっこいい〜!

終わって、北さん帽子を被りなおし。鍔を後ろに。山岸マネ、携帯片手に登場。
山「ライブ中すいません、ちょっと」
岩「あとあとあと、後にして!」
制止を聞かず、北川さんのところへ行ってゴソゴソ。岩沢さんも北川さんのところへ行き、3人でゴソゴソ。小芝居?山岸、2人に追い払われる。
北「すいません、取り乱しました。本番中だっつうの!まったく、電話なんかかけてきやがって!それじゃ、電話の曲でも」

【【ルルル】
1番が終わって、再び山岸君登場。おや?(笑)
山「なんか、実家から急ぎの電話だそうで」
岩「取って取って」
北「ライブ中だよお前ー?…あ・もしもし?…はいはい…あ母さん?…今日?今?高知。…うん。…ライブ中だって。…ん?ご飯?……食べる。…え?あーはいはいはい、……愛してるよ」
北「お前仕事中だぞ!」(山岸に向けて)
一度下がっていた山岸マネが再度戻り、携帯を返す。岩沢さんが、何事もなかったかのように合図。
岩「…さんはい!」
ルルル2番へ(笑)。 「食べる」が北川さんらしい(笑)

で、ちゃんとリハーサルしたのに山岸が出るタイミングを間違えて困ったという話をして、
飛行機が飛ばなかったかもしれなかったという話。

北「すんげぇ揺れてなあ」
岩「そう!」
北「揺れてんの(泣)」
岩「ねえ」
北「怖ぇの(泣)」
岩「うぅ!うぅ!」指差しつつ(笑)

北「ほんとに女性の方には分からないかもしれないですけど、なんかこう、キンタマがくってなる。あるんですよねえ、男性の方はわかると思いますけどねぇ、…あーまたやっちゃった…」
岩「あ〜あ…」
北「あーあ、今年も言っちゃった…」
会場爆笑に、
北「うっさい!キンタマがキュンキュンするんだよぉ!!」逆切れ(笑)

で、すごく風に吹かれてるので、と
【風に吹かれた】へ。
岩沢さん、2番の出だし、直前まで北川さんを見てたせいか危うくミスる。「過ぎてゆく〜♪」が「−ス・ギ・テ・ゆく〜♪」に。思わず北川さん、「あぶねーなー!」(笑)ギターもタイミング合わせるのに大慌て。
岩「失礼しました(笑)」あたまポリポリ
北「あやうい(笑)」
岩「いや〜、毎回ね、冬至ライブはね、あのーいつも、普段ツアーではあんまりやらない曲とかを選んでやるんですけど、まあちょっと練習不足ってことで申し訳ない(笑)」
北「完っ全に言い訳じゃないですか(笑)」
岩「ハハハ(笑)」
で今年で結成して10年、曲も増えてきて覚えらんなくなるっていう、言い訳を北川さんがして。

【くず星】
懐かしい曲を、とはじめたこの曲。よみうりの冬至を思い出しました。岩沢さんソロの時の北川さんがいい顔で歌ってて良かった〜。途中、凄い風が吹いてました。歌い終わった後の岩沢さんの「ありがとう!」が渋い声でかっこよかった。終わって北川さんチューニング。なので岩沢さんがMC。

岩「口の中に空気の塊がブフォオッ!って入ってくるとたじろぐね、『ウワッ!』。びっくりした。初めての経験」
北「『たじろぐ』(笑)…よかったね、すごい…すごい体験ができて…」
北川さん、適当に相槌打ってます(笑)
北「このギターね、デビューする前にね、ゆずやり始めた頃に岩沢君と一緒に下北沢で買ったんですよ。」
岩、無言で軽く首をふりつつ違うとアイコンタクト。
北「あ、下北沢じゃない御茶ノ水御茶ノ水だ。…だからなんだっつうの。」(笑)
北「冬至の日はね、使うのv」にこっ

【駅】
意外な選曲。つい最近やったような気がしてたけど、もう2年前になるんだね。間奏の口笛の音程にアレンジきかせてて、途中岩さんが「えっ」て感じで見てました。曲が終わって、また強風が。その間北川さんピョンピョン。岩沢さんも真似っこしてピョンピョン。

MC
ゆずの名産地ということで高知へやってきたということと、ここ吉川村の人口(2080人)と名産(ゆずラッキョウ)について説明。
北「吉川村の人いますー?」
主に入り口側で立っている人たちが手を上げ、真ん中あたりからも上がり、
北「お!吉川村?」
岩「どうも!」
北「なにか伝えたいこととかあります?吉川村で。何かこう言っときたいとかいう。」
北川さんがその人を手招き、マイクの位置を調整、さらにマイクをタオルで拭く。ステージへは手を出して引っ張りあげて、北川さん優しい。でも手を出したら会場から悲鳴が(笑)
女「何も無いところですけど、海がきれいでこうやってみんなが集まってくれて嬉しいです。」
で北川さんがBGMをつけるが、マイナーコード(笑)
岩「悲しい、悲しいから。」
北「終わり?(笑)」
女「えっ!?」
北「ちりめんじゃこ」(オフマイク)
女「あっチリメンジャコが一押しです、買って帰ってください。」
岩「どうもありがとうございました」
去り際、岩さんも手を出して握手。また会場悲鳴(笑)そして女の子が降りる時、
岩「あ、気をつけて」
優しいな、ちくしょう(笑)。

【気になる木】
「だったらこんなに大げさに冬至ライブでは歌わないんだから〜♪」と歌詞変更v

北「えーそんなわけでですね、えー実は僕たち、今年はですね、ずっと最後の方はレコーディングしてまして、…レコーディングしてまして、アルバムがね、えーと…来年?」
岩「来年」
北「来年アルバムが発売になります、やったぁ〜(拍手)えーこれは、日付言っても大丈夫…?」と、岩沢さんを見る。
岩「ぜんぜんぜんぜん」
あやふや(笑)怒涛のプロモーション(解禁前と解禁後)で頭がこんがらがらがらってるんだろうか。

アルバムの中から新曲をやるということ、今日撮ったものをインターネット関係に、流出しないようにと注意。

【冷めたコーヒー】
ギターの弾き方や転調が面白かった〜。ギター魂がくすぐられる。歌詞はちょっと意外。
「こんがらがらがらがらして♪」ポイント…。最後の「なってんのさっ↑」も素敵ポイント。1番のサビでアッ!て凄い顔で北さん見てて、その後の歌詞も不安な感じで何事かと思ってたら、曲後に

北「今のは新曲だから言わなきゃわかんないんですけど、歌詞間違いました(苦笑)」
岩「今ね、2番を2回歌いました(笑)…1番は楽しみにとっておいて下さい(笑)」
北「うまいこというね〜(笑)」

布袋さんのベストが出たということ、俺たちにとってはすごいことだということ、二人で「バットフィーリング!バットフィーリング♪」とやり、

北「、最近ね、もうすぐ30なんですけど、30になってきてね、ほんと女性には敵わないなーという色んな場面にね、ゆず遭遇してまして。」
客「例えばー?」
北「いや言えないよ!(笑)。それは…今度また曲にするから(笑)それで女性全てへね、捧げるゆずなりの賛歌です、女神という曲を歌います」
曲に入ろうとした瞬間に風がすごい事に。マイクが風の音をを拾っちゃって(汗)弱まるのを待ってから曲へ。

【女神】
「おおきなおなかの〜」から始まり、近所の町の名前がでてきたり…生々しい(笑)ある意味北川さんらしーなー。かなり予想外の歌詞でした。

岩「今年は寒いなー!(苦笑)」
北「皆も寒さもかなりピークでしょ?ね。よしよし、ちょっとあったまろうな。よしよし、じゃー皆さん、フラッシュ持っている方はフラッシュの準備を(歓声)。はいはい、してくださいね。」
また冷たい風が吹き、
岩「いや〜年老いたね!ふおう!さみー!」
北「じゃあ今年ね、冬至の日にね、初めて来るって人いますかー?(歓声)おお、ご新規さん!どうも〜、ゆずでございます〜どうも〜いらっしゃいまっせ〜(笑)」
で夏色フラッシュの説明。

【夏色】
北「ソレソレソレソレ!寒さに負けるな!」
岩「寒さに負けるな!」で入りました。
もう1回!は『寒さに負けるな!』で1回だけ。その後も、もう1回!の掛け声はあったけどMCへ
北「えーすいません、時刻が経つのは早いもので(えー!)…もうそろそろ帰んなきゃいけない(えー!)カボチャの馬車が迎えにきてしまったんで(笑)。」
岩「フォーゥ!」
北「これでこのまま帰るのもなんなんで、もう1曲!やりましょっか(イエーイ!)もう1曲やろう!」
スタッフが来て、クリスマスのフラワーアレンジ?を置き、北川さんの足首に何かを取り付ける。鈴?
岩「すごいな、今日」
岩「すいません準備中です」
北「もっと、もっとキツく締め上げて!そう!そう!そう!!もっとー!!イイ!よし、キツい!」

北川さんまだ準備中。
客から声があがるが、気がつかない岩沢さん。北川さんが気がつき、
北「普通に(笑)、厚ちゃん、普通に話しかけられているよ」
と岩沢さんに教える。
岩「えっなになになに?えっ」
客「去年のー水泳大会―」
岩「あー…いや〜でも時間ねえしな!」
北「なに?」
岩「いやなんか、去年なんか話したんですよ(オフマイク)」
岩「去年MCを途中でやめたんですよね、たしかね。だから今年も、言わないぜ?」(えー!)
ひ、酷い(笑)去年『この話の続きは、また今度v』っつったじゃーん。
岩「てか俺自体忘れた!」
北「そんなことあったんだ」
客がまた説明
岩「なんだっけそれ?まーいいか、最後の曲ってリーダーが言っちゃったから」
北「えーいいよいいよ、話が分かれば」
客、また説明
岩「あ〜!あれだよ、北川さんがパン一で踊ってたっていう」
北「そんな大して面白い話じゃ(笑)」
岩「大した話じゃ(笑)、だから引っ張らなかったんだよ、すいません」
で岩沢さんが編集点をやり、北川さんがクリスマスソングをやることを説明。

北「ごめんもうちょっとキツく。」とスタッフに指示…したが、岩沢さんが北川さんの足元にいき、やってあげる。慌ててスタッフも出て、2人の男を足元に侍らす北川さん(笑)
北「アァー!そう!あー血が止まる(笑)ああ…いい…」03fca186.jpg
【今夜迎えに行くよ】
両足の鈴を鳴らすために、ぴょんぴょん跳ねたり片足ずつ足を前に出す北川さんがかわいい。とても楽しそう。この曲、CDで出してほしかったなー。
【蛍の光】
来てくれたことにお礼と、吉川村が来年合併してなくなるということ、来年もよろしく、とMC。
鈴をシャン!シャン!シャン!と鳴らす。手拍子が起こり、
北「……てっぺん!」
【てっぺん】
北「皆!来年もよろしくー!愛してます!」
で締め。
岩「よいお年を!」
北「よいお年を!」
息を切らしつつミュージックソン募金の案内をして終了。
これで今年の冬至も無事終了!参加者2000人以上(公式発表)、約1時間20分でした。