ライブレポート
2003.12.22 冬至の日ライブ in 神戸 ポートアイランド芝生広場
15時をちょっとまわった頃にゆず登場!向かって左から北川さん、右から岩沢さんが階段からステージへ登り、2人で談笑しながら楽器の準備。二人、楽しそうだ〜。北川さんはマフラーと眼鏡を取り挨拶無しですぐ曲へ。

1.ダスキング
しょっぱなこれですか!いやあ嬉しい〜!イントロに入った瞬間にヘリコプターが飛び、北川さんが手を振ってました(笑)北川さんの歌い方、力篭もっててかっこいい。岩沢さんも相変らずの激しいカッティング。2人ともノリノリ!2番のサビ前で岩沢さんが「カモンセイ!」って皆を煽った…のはかっこ良かったんだけど、その直後に北川さんが歌詞を軽くミスって舌出してた(笑)途中、岩沢さんの近くを虫が飛んで岩沢さんが逃げ惑ってました(笑)CDで逆さ言葉になる部分(ユズモラスで最初の挨拶してた部分)では、北川さんが「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」と煽ったりしました。

曲が終わり、北川さんがタンバリンからギターに持ち替える時、フードを一度頭に被ってストラップを掛けるのがかわいかったです。

2.灰皿の上から
嬉しい!これは野外で聞くと気持ちいいですね〜。声が空に広がっていく感じ。岩沢さんの伸びる声に圧倒され、北川さんの深みのあるハモリに圧倒されて。2人のユニゾンがとにかく綺麗で綺麗で。あと「ん〜臆病な〜♪」の「ん〜♪」がかわいい(笑)後半、北川さんがピックを口に咥えてピッキング(指で弦を弾いて弾く)。めっずらしい!!てゆーか、初めて見ましたよっ!ちょっとおぼつかないところに、ドキドキハラハラしましたが(失礼)北川さんのアルペジオとかって、前からずっと見てみたくて見てみたくてしょうがなかったのでこれはかなり嬉しかったです。

曲後、水を飲んだりギターの準備等で次の曲までにちょっと間が空いて歓声が沸いたんですが、野太い声の「厚ちゃーん!」に爆笑(笑)岩沢さんも手を振って応えてました。

3.水平線
毎年ツアーで歌われなかった曲は冬至で聞けるかな〜と思いつつ行くんですが、私はすっかりこの曲の存在を忘れてて…「すいへいせーんをー♪」て曲が始まったときにはびっくりしました。しっかし、すごい声!!「すい…」の低音といい、全体的な声の伸びといい…この最初の3曲の流れにすでにノックアウト。

北「どうも神戸の皆こんにちはー!あのー、どんどん曲やるんで皆さん一緒に歌いましょう!では次の曲はみんな一緒に歌いましょう」

4.サヨナラバス
北「はい!予定時刻は六時っ!」←科白口調で早口。北川さんが先に歌詞だけを早口で言って皆に歌わせる。これは去年の横浜の時と同じ歌い方で。皆もそうだけど、特に岩沢さんがウケてた(笑)去年は2番からでしたが今年は最初からこれでした。そして岩沢さんも笑いながら照れながら1回だけ早口。かわいい(笑)曲後岩沢さんは右袖を捲り北川さんはマフラーを外しました。首元がセクシーです(笑)そして2人とも念入りにチューニング。

北「えー、今ですね『サヨナラバス』という別れの曲だったんですけども、次歌う曲も別れの曲でございまして。次歌う曲、あの!バラードなんですけど、さっき皆で一緒に唄って下さいつったんですけど、あのー、皆静かにしていてくださーい(笑)」
「静かに」ってあえて言うの珍しい。そう言って始まった曲は「悲しみの傘」!

5.悲しみの傘
この曲、ほんっとに好きなんですよー私。やはり2人のユニゾンに打ちのめされました。北川さんの歌声が本当に良くて。また、2人の表情も泣きそうな程切なくって…(泣)ちなみに北川さんストローク、岩沢さんアルペジオでした。曲後、岩沢さんチューニング。寒いから狂いやすいのね〜。待っている間、北川さんが「寒い〜」という感じでぴょんぴょん跳ねててかわいかったです。

6.歩行者優先
初聞きが素っぴんって嬉しいな〜♪気持ち良さそうにどんどん伸びていく声が良かったです。でも、結構あっさり聞いてしまいました。どうもギターの方に目がいってしまって(苦笑)北川さんは4カポ、岩沢さんはカポ無しでやってたんですけど、岩沢さん…今更だけど、ギター上手いな〜。フレットは飛びまくるしコードは飛びまくるしで、その手の動きに見惚れてました(笑)。

北「えー、どうも皆さん、えー遅くなりましたが、こんにちはゆずでーす!」
岩「ゆずでーす。どうも!」
北「えー、わたくし、ゆずのリーダー北川悠仁です」
岩「えーそしてわたくしゆずのサブリーダー岩沢厚治でございます。どうも!自己紹介遅いっすねー」
北「遅いっすね、すいません(笑)」
岩「最初に言うべきでしたね(笑)」
北「はい(笑)あの、ちょっと楽しんでました。いやー岩沢さん!」
岩「はい!」←すごい響いた(笑)
北「もうねー、今年でこの冬至の日ライブ何回目になりますかね?」
岩「えーとー…」と、スタッフを見る。
客から「7回目!」と声が出て、そっちを指差し
岩「詳しいですね(笑)」
北「セブン、セブンですね」
岩「7回目です!」
北「うーわぁー!うーわぁー!」と仰け反る。
岩「うーわぁー!うーわぁー!」真似っ子。
北「ねー?」
岩「うん、7回ですって!」
北「すごいねー。いやあのねー、ちょっと思い出話でもしましょうか?(客・拍手)あ、ありがとうございますね。後ろの人元気ですか?」
北「サカサカサカって(笑)…第一回、冬至の日ライブ」
岩「記念すべき第一回目!」
北「この時、人ってあのー、いましたかねー?」
岩「えーと(笑)、友達が2、3人見にきてくれましたけどねー、はい」
北「(笑)そうですよね、誰も居ない中で、まぁ勝手にゆずだから、ゆず湯の日ということで冬至の日始めまして、そして第二回目!」
岩沢さんの相槌がない。
北「…チューニング中ですか?悲しいですね、一人で喋ってる」
岩「聞いてますよ(笑)ちゃんと」
北「まぁ、チューニング大事ですからやってください」
北川さんも話すのをやめチューニングを始める(笑)
岩「……」
北「……」
客「しゃべってー!」
北「うっさい!(客・笑)ごめんね、そんなこと言ってね、寒い中集まってくれたのにごめんなさいね、ついつい思ってもないことが出てしまう(笑)。そうそう、そして、えー第二回…」
岩「(チューニング中。ハっと気が付き)!はい第二回!」
北「いいですねー流石7年もやってますと…」
岩「おう!」
北「テンポが合いますね(苦笑)」
岩「今ガッタガタだったよ、ガッタガタでしたよ(笑)」
最初は北川さんに向けて、次はマイクに向けて。両方ともマイクに拾われてましたけど(笑)
岩「二回目!二回目はね、あのーあれですよ、僕らがよく歌ってた、あのー伊勢佐木町商店街!からほど近い、えっとー大通り公園っていうね、要は大通りですよね」
北「まぁまぁ、まぁ大通りっていうくらいだから(笑)大通り公園ですよ」
岩「そこの石の広場でやりまして」
北「やりましてね、これがまたすごかったですね、なんとその時はね、その前の年はほんと友達2、3人だったのになんと90人も!」拍手が沸き起こる。
北「まぁ、やんないすけどね(笑)」
会場から非難の声が(笑)北川さんが、再度盛り上げ
拍手を沸き起こさせ、タモリ3本締め。そろそろ飽きたのかな(笑)
北「(タン!)きゅー・じゅー・にん!」
岩「『きゅー・じゅー・にん!』それアリですか?(笑)まぁいいや、えー90人」
北「そんでね、感謝の気持ちをーと思いまして、僕らあのー来てくれたお客さんにゆずを!本物の生のね、ゆずを全部サインして用意したんですよ、うん、そうなんですよ。今日ごめんね用意してないけど(笑)流石にこの数用意したらね、神戸中の八百屋がどうかなっちゃうから」 岩沢さん爆笑。
北「それでね、それで…」
マイクから離れて笑っている岩沢さんに気が付く。
北「入るところオカシイじゃん(笑)そこは別にさらっといってよ(笑)…それでね、90人来てたのに対してわしらゆずはですね、あのーゆずをゆずがゆずを、本物のゆずを150個用意しました。みごと60個余りまして…あれは気持ち良かったー。30個ずつ持って帰って、その日のお風呂にいれてね」
岩「コポポポポポポ…ガバブボボボボ」
北「しかもちょっと、うどんとかに乾かして入れたいんだけどさー、自分らのこうーサインが書いてあるからマジック臭くてもう食べれないわけですよね」
岩「ねぇ!」
北「あれは辛かった。それからね、時を経てずっとまぁここのところは関東近郊で、冬至の日をやってまいりましたが、今回めでたく、初関東以外ということで、ここ神戸にやってまいりました!(客・拍手)…いいね!」
岩「いいっすねぇ!」
北「いい!うん全然もうあれだね、あのー似てんだよね!横浜と神戸ってほんとにねー似てるねー」
岩「そうなのよ。ここはちょっとね、みなとみらいに似てる」客・似てるー!
北「(客を指差し)君と僕は別に似てないけど(笑)」
岩「そういうこと言ってんじゃ(笑)」
北「まぁまぁ(笑)ねー、そうそう、横浜、横浜にすごい似てるんですよね、いいですねー、はぁ〜、ちょっとごめんね、こう冬至の日ってこんな感じなんだ、なんかあのラク〜な感じ(笑)でも朝寒いのにねー、ありがとねー。何時くらいから来た?」
客からそれぞれ声があがり、それを拾っていく。
北「昨日?昨日?昨日?5時?あっそう(笑)…2時?…大丈夫か(笑)大丈夫かよ(笑)大丈夫なのかよ!(笑)なぁ危ないよなー!でも本当に皆今日はこんなに集まってくれてありがとうございますね!(客・拍手)…もうちょっと話していい?君さっきガタガタって言ったでしょう、ガタガタ。君ねー歯をね、気をつけたほうがいい」
岩「は!?」
北「『は!?』じゃない歯、ティース」
岩「ティース?」
北「ティースおっカッコイイすね」
岩「teeth」
北「Yes!…ワンモア」
岩「ティーーース(笑)…歯ですか?」
北「そう。いやうちのお父さんね、北川和男っていうんですけど、昭和の『和』に『男』と書いて、わおとこと書いて和男、和男がね、ここ10年近く総入れ歯なんですよ。」
岩「そうですか」
北「最近さー、あのーうちのお父さん年取っててもう72才なんですよ、あのー兄貴がまぁ年離れてるからね。72才だから年取るとだんだん顔の筋肉が落ちてきて入れ歯が緩くなってくるんですよ、だから喋ってるとハフハフ言っちゃうんですよ(笑)。『悠仁お前ところでゆずこのとガボブグガガ…』『えっ!?お父さん、えっ!?』て(笑)」
岩「あー歯ねー」
北「気を付けて下さい?」
岩「そうっすねー、基本的にガタガタなんで僕も」
北「それじゃあ、次の曲行きましょうか」
岩「ブー(噴出)」
自分から振ったくせに拾わない。ヒドイ(笑)
北「じゃあこのー冬至の日ライブはですね、わりと普段あまりやらない曲とか久しぶりにやる曲とかをやるんですけど、次の曲もちょっと久しぶりのナンバーです。イェイ!」

7.傍観者
北川さんのシャウト&ダンシング、岩沢さんの激しいカッティング、共にかっこ良くてメロメロです。間奏のハープのところからエコーがかかり、それもかっこいい!

2人とも念入りにチューニングし、その後北川さんが岩沢さんに声掛けて2人で後ろ向いてゆず会議。

北「次に歌うのももの凄い久しぶりに歌う曲です」

8.日だまりにて
前奏のピアノ部分も岩沢さんがハーモニクス(ギターの手法)で見事に再現!しかし1番のサビ最後で北川さんミス。2番の始まりで北川さん歌詞ミス。グダグダ(笑)
北「ちょうど〜町〜は〜昼下がり♪あっ間違えた!!」
岩「…照らされて〜♪」←フォロー(笑)
北「…もう一回いきます(苦笑)」
北「ちょうど町は昼下がり人々が〜♪」正解(笑)

曲前のゆず会議、もしかしたら北川さんが歌詞やコードを岩沢さんに確認してたのかもしれない(笑)
曲後の客席からの「ドンマイ」の声に北川さんお辞儀しつつ苦笑い(笑)
北川さんが岩沢さんにしゃべるよう指示。どんなMCするかしら?と思ってたら
岩「えーとですね、つぎの曲に行きます。(客・笑)えっだめすか?(笑)」
北川さんがスタッフからメモを受け取り、MC代わる。
北「今日なんとですねー、あのここのポート…アイランド…芝生の…広場にですね」
岩「合ってる」
北「合ってる?なんと5700人の方が今日寒い中集まってくれています。皆楽しんでる?ごめんね、僕らねー、めちゃくちゃ楽しんでる(笑)わるい(笑)今回もですね、あの…このね?冬至の日やるときにあのー自分たちのな、なんていうんですか、ゆず歌本みたいなのをペラペラめくってなー」
岩「…うん…」
北「何?喋りたくないのかい?」
岩「いや、あのねこーう二人で喋るじゃないですか、で、なんかこう喋ろうとするとクロストークじゃないですか」
北「おうおうおう!」
岩「こう後ろの人までやっぱこう、ね!なんかちゃんと聴こえるように、邪魔しないように、邪魔しないようにこう…」
2人で後ろのお客さんに手を振る。
北「静かーに手を振ってくれる。なんか嬉しいね」
岩「嬉しいね」
岩「そうそうそう、そんで歌本見ながら!」
北「そーう(笑)そうそう(笑)帰ってきたね」
岩「うん!歌本見ながら練習して、いや練習してっていうかこう、『なんの曲がいいかなー』なんて、こう最初の頃の曲から最近の曲までバーと見ながら『これ、いいんじゃないの?』みたいな曲をね」
北「やりましたねー」
岩「『久しぶりにやりましょうよ』みたいなのを…で?」
北「で?(笑)」
岩「お前が振ったんじゃん(笑)」
北「僕もほらクロストークになっちゃいけないかなと思って(笑)来年は控えめな男でいこうかなーと思って…ウソです(笑)そうそう、ね、そんであの今日神戸のホテル泊まって、あのー部屋が隣同士だったんですよ。で、僕、部屋にグラスがあったんでね、こうやってちょっとずっとやってたわけですよ(グラスを壁にあて聞くポーズをする)岩沢さんの部屋に。そしたらね、ちょっとやっぱあれですよねー、あのー僕らやっぱ…ビビリですね。毎回ね、この冬至の日はなるべくこう練習しないで、一発でわりとステージに立とうと、ていうのがテーマなんですけど、二人そろってきれーに部屋で練習してました(笑)『♪素晴らしい明日の…』ものすごいちっちゃな声で聞こえてきましたよ」
岩「マジっすか!?(笑)」
北「わたしは聞いてましたよ。グラスこうやってずっと聞いてましたから、ほーう厚治もそうか、その厚治に合わせてちょっと合わせてみたり(笑)固定しながら…危ないですよ。グラス割れちゃいますから」
岩「どうせほら、掃除のおばちゃんとかしかいないからいっかと思ったんだけど…お前がいたか!(笑)」
北「僕には聞こえてました」
岩「いやー、おはずかしい」
北「いやいやいやいや、もうなんかすごいなんか、なんつうのかな、凄い得した気分。皆が知らない岩治が見れて…」
2人で無言で笑ってるんです…言った方も言われた方も本気の照れ笑い。いやその反応…。
北「では、そろそろつぎの曲に(照笑)えへへへへ(笑)」

9.カーテンのせい
知っているけど、曲終わるの早!(笑)

北「じゃあ、あのー次にやる曲はね、今日あの、結構曲を多めに出しておくんですよ、んで時間制限があってね、いつも冬至の日ライブって。だからあのー、時間がいっぱいになっちゃたらね、あのーカットするんだけど、次は次の曲はあのほんとはカットする、しようかなーって思ったんだけど、ね、折角ね、皆が寒い中きてくれてね、な!そうだよな!カットしないよな!そうだよな!な!(笑)」
…どんなキャラなんだろう(笑)この間、岩沢さんチューニング中。
北「…次の曲にはね、わりとあの最近の曲だけど、まあそんな二人でやったことなかった曲だね、うん」
岩「……」ハープの確認している
北「…俺、誰に話してんだコレ(笑)」
岩「そーだよね!(笑)」
北「誰相手にしゃべってんだかわかんなくなった(笑)」
2人ともかっわいいなあ(笑)そんなMCの後、次の曲は「無力」。

10.無力
凄かった…声とギターとハープ、余計な音は一切無し!この日一番心にキたかもしれません。特に北川さんの声、すごい破壊力。それに寄り添うように響く岩沢さんのハモリとエコーが効いているハープ。本当に見事で。この曲は絶対、素っぴんの方がいい。そう思える程良かったです。この時太陽が丁度北川さんの真後ろに来てて見るのが辛く逆に耳に集中できました。

曲後、岩沢さん後ろ向いてゴソゴソ。北川さんはマイクスタンドにカズーをセット&試し吹き。
北「続いてですね、えー二人でですね、アナログの限界に挑戦したいと思います」
「アナログの限界」に岩沢さんウケてました。

11.言えずのBアイ・ライク・ユー
2人でカズーで弦を滑らし、デジタル音のイントロを再現。岩沢さんはカズーで「アイライクユー」と言って「言えずのBアイ・ライク・ユー」!
ゆずは歌いながらスミレツアーの時のように横に踊っていました。間奏で北川さんがカズーでまた電子音を再現。相方はそれを見て爆笑してた(笑)北川さんソロではエコーが掛かり、北川さんもそれを楽しんでました(笑)最後はまたカズーで「アイライクユー」の電子音を再現。いやあ、お見事!

北「えーではですね、続いてやる曲はですね、是非!皆さんにどんどん積極的にあのー、参加して欲しいな、なんて思ってるわけなんですけれども、ね(笑)やややや(笑)」拍手のウェーブ。
北「ややあのね、普通ね、おっすごい響くね、普通ねー!(ねー)、普通ねー!(ねー)、普通ね(笑)」
北「普通まぁライブとか行ったらね、これあれなんですけど、いろいろ電波の問題とか演奏の支障になるので、写真撮影やめてください、撮らないでください、と。恥ずかしいとこいっぱい見えてますからとか、色々あるじゃないですか。僕はいつもライブの時は貝殻いっちょでやってますから、写されると困るわけですよ。…ホタテが見えたら大変なことになるわけですよ。」←…手で押さえてました(爆)
岩「ね!」
北「な!そうそう(笑)でもこの冬至の日ライブはね、やっぱこうフリーコンサートだし、みんな寒い中ね、わざわざ足を伸ばして運んで来てくれているということで…(客・笑)何?何か変なこと言った?」
岩「足を伸ばして運んで来てくれる…」
北「そうだろ?」
岩「まあ合っているけど…」
北「皆足を伸ばして愛を運んで来たわけでしょ!?」
岩「な!(笑)」
北「な!そうなんだよな!」
客・イエーイ! ←いや皆騙されているよ!(笑)
北「まぁでもね、ただね、あのー写真を撮るのもなんじゃないかと思いまして、皆さんフラッシュあるでしょ、ね?フラッシュあるでしょ、うん、フラッシュない人はもう適当にね、ヅラでもなんでも取って下さい。自分で起こして下さい、フラッシュを…(笑)」
岩「ああ、そういうことか(笑)」
北「はいはい(笑)あのー、フラッシュあるでしょ、僕がカウントするんで、あのー『ヘイ!』っていうときに皆パシャパシャってやってほしいんだよね、ね!ね!(笑)そしたら皆はただ押してるだけなんだけど、僕らから見てすごいね、綺麗なんですよ。それがね一年に一回見たいのね。」
岩「そうそうそうそう」
北「ちょっとなんかね、マギー司郎みたいになってるけど(笑)奥さん見たいのね、僕ね(笑)ではちょっと一回練習しましょうか?」
岩「練習しましょうか」
北「練習しましょうか、僕が『ワン、ツー、ワン、ツー、スリー』と言ったら、皆パシャパシャとね、パシャパシャと…こう(ヅラを取る真似)あのちょっと巻く人とかいるからね」
岩「巻いて巻いて巻いて。今、キュイーン(高音)ってこう溜めているから」
北「弾を込めてる…」
岩「パイロットランプパイロットランプ点灯して!」
北「(笑)弾を込めてる…(笑)」
岩「弾を込めてる(笑)…練習しますか?」
北「はい、じゃあ練習一回しましょうか、はい、いくよ!ワン!ツー!ワン!ツー!スリーって言ったら撮って下さい」
またやった、ひっかけ(笑)客からえー!て非難の声。その間に岩沢さんがGパンのポケットから携帯を取り出し、パシャっと客席を写しました!キャー!と歓声が上がる中、ゆずの2人はとぼけて「ん?」と後ろを振り返ったり、2人で顔を見合わせたりしてました(笑)
北「はい、行きますよ…………」
長いタンバリン&岩沢さんの踊りに笑いが起きる。
北「なんだよ(笑)、焦んなよ、俺の間合いがあるんだよ。はい、ワン、ツー、ワン、ツー、スリー!(パシャ!)」

北「きれい、きれい、きれいーだね」
岩「きれい」
北「きれいだね…あれこれ誰だっけ」(小野正利です)
2人で話している間にもう一回コールが起き、それに合わせて
北「やなこった♪、やなこった♪(笑)…はいじゃあもう1回練習しますよ?いやこれから充分やるんだから!」
岩「5・6回やるよ!」(客・笑)
北「まぁーまだね、もちろん何の曲かは言ってないけどね(笑)…じゃあもう一回やるよ?あっそれっ!ワン、ツー、ワン、ツー、スリー(パシャ!)綺麗綺麗」
岩「綺麗」
北「ほら別にほらどうせやったからってそんな別に盛り上がらないじゃんね、分かってたから俺やりたくなかったの!もう一回も!知ってたからこうなるのが!サムイじゃん!こんなの!ねえ岩沢君!」
岩「そうそうそう」
北「ね!」
北「知ってたんだもん!」
岩「そうよね!」←2人とも急に女言葉に(笑)
北「知ってたもんこうなるのが!」
岩「そうそうそう仁ちゃんわかってたよね!」
北「わかってた!ずっとあなたが好きだってわかってた!さっき気が付いたの…(笑)」
岩「ブーーー(噴出)」
北「はい、はい、それでは季節はすっかり冬。ねー、寒いねー、皆さん風邪引かないようにね。それでは、えー冬なのに夏の曲いきたいと思いまーす!」

12.夏色
曲中の掛け合いは北「厚ちゃん」岩「じ〜んちゃぁ〜ん」でした。もう1回コールが起き、2人は機関車が走る真似をして右に行ったり左に行ったり(笑)「もういっちょ、イくー?」にエコーがかかってました。次のもう1回では2人が笹川さんを呼び、岩沢さんのマイクで
笹「もういっちょいくー?」
岩沢さん演奏に入るも、北川さんウケすぎてしゃがんでしまって演奏ストップ(笑)かわいい(笑)
岩「結構嫌がってた割にはね(笑)」
北「ええ、笹川の野郎嫌いじゃねえな(笑)もういっちょいくー?はい準備して、いくよー?」
2回目のもういっちょでは北川さんのハモリのみが聞こえて、結構嬉しかったりしました。曲後、またタンバリンからギターへ変更の時にフードを被っててかわいい。

準備ができたら、北川さんが岩沢さんを呼んでゆず会議してました。
北「えー、ほんとにですね。今年、冬至の日ライブやってきてですね、もう7回目なりましたけど、はじめて関東以外の場所、ここ神戸でですね、あのー、6000人近い5700人の人がこんなに集まっていただきまして本当に感謝しております。ありがとうございます!」
岩「ありがとうございます!」
北「えー、時間がですね、いよいよもう押し迫ってきましたんで…(客・イヤー!)ありがとう、ありがとう、ね!ありがとう、ありがとう。これがね冬至の日の厳しいところなんですね、ね。今、『イヤー』っていうのが誰か一人だけニャーァって猫が紛れ込んだような(笑)かわいい子猫がいたんですけど…(スタッフからミュージックソンの募金箱を受け取る)それでね、そうそうそうそんであのー、24日に、僕ら、ずっとね、ニッポン放送のチャリティミュージックソンに僕らずっとあのー毎年出てるんですけど、今年もね、また行ってまいります。それで、僕らもこれに入れて持ってくんだけど、是非今日フリーコンサートなんで、皆あのー帰り際に箱が、この箱がね、置いてあるから、えっとこれに、えっとお金をね、自分の入れられる範囲のお金でいいから入れて、入れといてくれると僕らがニッポン放送にそのまま抱えて持って行きますんで、あの、どうか皆協力して下さい。お願いします。でこれあの一応説明しておきますと、目の不自由な方にね、あのー通りゃんせ基金つって、音の出る信号機を作るんで、皆のね、ちょっとした心が、そういう素晴らしい形になるんで皆さん協力よろしくお願いします。ありがとう。それでは!ほんと最後の曲となりましたが…(客・えー!)まぁまぁまぁまぁ…(笑)、また…また来ますから!あなたが好きだから!死にましぇんから!…ちびっこ達はぼけーっとしてるから(笑)おかあさん、あれなにー?(武田)鉄也ですよ鉄也(笑)、鉄也ですよ。じゃあこれもちょっと久し振りっすね、いこうか?」
岩「はい」
北「じゃあ最後の曲です。来年も楽しくいきましょう」

13.ユーモラス
北川さんのピアニカからスタート。北川さんが1番のAメロで手を後ろに組んで横に揺れながら歌っていたのがかわいかったです。2番のサビ前で岩沢さんが歌詞ミス。「大問題」を「大事件」と言いそうになってフェードアウト(笑)そしたら北川さんがサビに入る直前に「ドンマイ」て(笑)最後、演奏を2人で見合わせながら弾いているのがかっこよかったです。その後北川さんが岩沢さんに寄って簡単にゆず会議。岩沢さんの弾く「蛍の光」をBGMに最後のMCへ。

北「少し日も沈んできたね(客・笑)今日はほんとに、ほんとにありがとう、ありがとう。今年はですね振り返れば、えーとってもですね色んなことをした充実した良い年だったと思います。あのーほんとに音楽が楽しいなーと思って、やれた年でした。そうやってやれたのもですね、周りの皆の支えのお陰、そしてなによりもこうやってね、寒い中でも集まってくれるファンの皆のお陰でございます、ありがとうございます(礼)えーまたですね、また今年年末は年越しライブがあったり、まぁ来れない人もね、あのーテレビで紅白歌合戦なんちゅうのも、ね、やりますんで、あのー出ますんでね、是非あのー頑張ってやりますんで、どうか皆ねー来れない人も遠くから応援していて下さい。よろしくお願いします。それじゃ、またあのー神戸にまた帰ってきますんでそん時会いましょうバイバイ!…募金してね………てっぺんーー!」

14.てっぺん
タンバリン持ってたから来るのはわかってたけど(笑)すっごい!すっごいかっこいいい!男前ですよ二人とも!声とギターの咆哮を聞いた気がします。「たとえ声が出なくてもー!」のところをガラガラ声で歌ってて、本当にかっこ良かった。曲後、ふにゃふにゃの笑顔で北「みんなよいお年を〜」て。さっきの歌い方とうって変わってふにゃっとした喋り方で、そのギャップが凄すぎ(笑)そして二人とも楽器を置いて、岩沢さんはピックを前に投げて。本当に終わりですね。
北「どうもありがとう。また会いましょう」
岩「メリークリスマス!…よいお年を!」
と二人は帰っていきました。これにて本日終演。
二人とも笑顔で、本当に終始ニッコニコでした。それだけで、本当にこっちが幸せ。いいライブでした〜。


セットリスト
1.ダスキング
2.灰皿の上から
3.水平線
4.サヨナラバス
5.悲しみの傘
6.歩行者優先
7.傍観者
8.日だまりにて
9.カーテンのせい
10.無力
11.言えずのBアイ・ライク・ユー
12.夏色
13.ユーモラス
14.てっぺん

ライブレポTOPへ